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ギャラリー&インテリア 美卯 〜つれづれに〜

おにぎりアクション2017

[ 2017-10-28 16:31 ]

 今日は時にはシトシトまたはザーザーと雨降り―。
この週末も台風の進路が気になりますね、美卯オーナーです。

 最近SNSの投稿の中にしばしば“おにぎり”が登場して、ハッシュタグ#OnigiriActionが加えられているのをご覧になった方があると思います。

これは国連が制定した10月16日世界食料デーにちなんで開催されている「おにぎりアクション2017」へ参加している投稿です。

おにぎりアクションの趣旨は―

私たちの食を通じて、ちょっとだけ世界を良くするために
親から子へ、おばあちゃんから孫へ
大切な誰かのために想いを込めてにぎる「おにぎり」
その「誰かのため」の気持ちに、世界の子どもたちへの想いも込めて
あなたがおにぎりを食べると、世界の子どもたちに給食が届く・・・というキャンペーンです。

参加方法は簡単、あなたのSNSに「おにぎりを頂きます!」している写真を投稿するだけ!
おにぎりが写っていれば人は入ってなくてもいいようです。また何度でも投稿OK!
投稿の時には必ずハッシュタグ#OnigiriActionを忘れないようにつけて下さいネ☺

写真を1枚投稿すると、協賛企業・支援者からアフリカとアジアの子どもたちへ給食5食分に相当する100円が寄付されます
伊藤園さんも協賛されていて、投稿写真に同社製品の「お~いお茶」と一緒に投稿すると寄付が倍になります。

詳しくは
http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/

キャンペーンは11月15日(水)まで

  おにぎりから世界を変えよう‽♡♡♡♡♡

日本民藝館 西館にて

[ 2017-10-26 14:39 ]

 久しぶりのスカッ!!とした青空のもと心地よい風が吹いている尾張一宮より、美卯オーナーです。

 前回お話しましたように、今月は東京駒場にある日本民藝館へ。

民藝館へは何度かお邪魔させて頂いているのですが、今回初めて本館のお向かいに立つ西館を拝観できました。

日本民藝館西館は民藝の創始者である柳宗悦氏の自宅であり、氏が72歳で亡くなるまで暮らした邸宅です。

この西館は栃木県から移築された1880年建造の石屋根の長屋門と、柳氏自身が設計されたという母屋からなっていて、
長屋門をくぐり、広々とした玄関を抜けて1935年に完成したという木造の旧宅にはいると、当時の暮らしぶりを感じることができます。

ここは大都会・渋谷から井の頭線で僅か10分ほどのエリアでありながら緑の多い静かな文教地区であり、それぞれのお部屋とそこからの風景は古き良き時代の日本らしい佇まいを彷彿とさせてくれます。

邸宅の中でやはり一番心惹かれたのは柳宗悦氏の書斎。
部屋の壁面を覆い尽くす書籍の数々に圧倒され、加えて氏が数々の書籍、論文を著した机、その合間に寛いだ椅子がそのままに展示。
ここに座りながら読書をされているスタッフの方にはちょっとジェラシーです☺

また、3人のご子息の中でも長男宗理氏だけ特別な個室が与えられていたのは時代でしょうか?(2男3男は同室とか)(^_^;)

民藝の手仕事そのものの空間はとても心地よい空気が流れていました。

 西館は常設公開ではなく、開館は展覧会開催中の第二水曜日・土曜日と第三水曜日・土曜日の月4日間です。
スケジュールを合わせて頂いてお出掛け下さいね☺

ウィンザーチェア ー日本人が愛した英国の椅子ー

[ 2017-10-20 16:18 ]

 例年にも増してジェットコースターな気候変動に(@_@)ですね、美卯オーナーです。

私は先週のお休みにまだ半袖でOKだった東京は駒場にある日本民芸館へ出掛けてきました。
(東京はそのわずか2日後には晩秋冷え込みに、、、(^_^;)

お目当ては~11月23日(木・祝)まで開催中の『ウィンザーチェア ―日本人が愛した英国の椅子―』

 松本民芸家具の椅子でもあるウィンザーチェアの変遷をイギリスで作られた17世紀以降の椅子から辿るとても圧巻で見応えのある展示です。

今ほど技術も道具もない中で作り手が試行錯誤を繰り返した跡が今なお時代を超えてリアルに伝わってくる椅子ばかり。
作り手の息遣いが伝わってくるようで、見飽きません。

時にはしゃがんで座板の裏側を除く私の姿にスタッフの方々は呆れていたかも、、、(^_^;)

そして、素材である木にも注目。
今回は使われている木材の種類までは記載がありませんでしたが、英国では当時どの様な木を使って家具をつくっていたか興味深いところです。

曲げ木や挽き物のスピンドルも面白いのですが、私は座板の形状に興味が惹かれます。
座る側の面はある程度キレイにつくられていても裏側は自然の姿のまま塗装されていたりして、その武骨さが良い味わいになっていたり―。

今回展示された椅子の中には松本民芸家具所有・松本民芸生活館に所蔵されている椅子もいくつか展示されています。
松本生活館には何度かお邪魔したことがあるので、久々の再会になった椅子も―。

 家具の中でも椅子は人の身体に最も密接に関係し、現代生活ではなくてはならない道具となりました。
それも先人たちの快適な道具としての椅子への希求と努力あっての賜物であることを識るよい学びの機会となりました。

ウィンザーチェアのその在り様は民藝の世界や木の文化など多様な視点から多角的に面白く眺めることができます。
この秋一押しの展示です。是非お出掛け下さい。

#ウィンザーチェア #松本民芸家具 #ウィンザーチェア―日本人が愛した英国の椅子― #民藝好きとつながりたい


ギャッベ織り糸の不思議

[ 2017-10-09 13:30 ]

三連休最終日、秋というには暑いくらいですねいかがお過ごしですか?
美卯オーナーです。



・・・とはいっても秋は駆け足でやって来ます。
今のうちに暖かいインテリアの模様替はいかがでしょうか?

写真はイランの遊牧民カシュガイ族のお姉さまたちが農作業や家事の合間に心を込めて織ったパステルカラーのギャッベです。
デザインもカワイイのですがこの一枚の何よりの特徴は使われている糸の“染”。

ギャッベの糸は遊牧民の育てた羊毛を主に植物系の天然染料で染めますが、この糸は更に遊牧民の日常になくてはならない食品を染料に混ぜて染め上げています。

その食品は何ってわかりますか?ヒントは遊牧民の食卓です☺

遊牧民はヒツジを飼い、そのヒツジの食べる草を求めて遊牧地を転々とテント生活をしながら代々暮らしてきました。
草原にある遊牧地は街から離れているから食料をはじめ衣食住は自給自足することになります。

その生活の中から生まれ、住居の道具として発達してきたのがギャッベ絨毯ですが、そういった背景から使われる材料も身近なものに限られます。

さて、わかりましたか?

答えは、「ヨーグルト!」です☺
遊牧民は家畜の乳を使ってバターやチーズ、そしてヨーグルトを家庭で作って食べてきました。

そのヨーグルトを染料に混ぜて羊糸を染めることでパステルカラーに糸を染めることができるようになったのです。
私には詳しい経緯は不明ですが、遊牧民の誰かがある日食事をしながら閃いたのでしょうか?想像が膨らみます☺

原色のギャッベも美しいのですが、パステルの優しい色合いのギャッベは心も体もほっこりさせてくれるのです☺

#パステルカラーのギャッベ絨毯 #かわいいギャッベ絨毯 #一年中ギャッベ絨毯 #ギャッベ絨毯一宮市

金城窯三代の系譜

[ 2017-10-07 11:57 ]

今日は冷たい秋の雨が降ります、夏から秋へ皆様衣替えは間に合いましたか?美卯オーナーです。

美卯では「金城窯三代と沖縄の器」の特集を開催中―。

「金城窯三代」とは沖縄初の人間国宝に選ばれた陶工・金城次郎氏から長男の敏男氏とその子息たちに渡る器の系譜であり、代を重ねることによる器の変遷を見て頂けます。
是非ご覧になってみて下さいね。


写真(上)は敏男氏による線彫りの魚
写真(下)は敏男氏長男・吉彦氏の線彫り魚

高山・日下部民藝館2

[ 2017-10-05 17:01 ]

 中秋の名月から明けた今朝はいきなり冷え込んだ尾張一宮から、美卯オーナーです。

 さて、明治12年(1879年)に建てられた日下部邸が現在の日下部民藝館になった経緯はどのようなものだったのでしょうか?

現当主・日下部 勝氏によると十一代目日下部禮一氏が民藝運動に共鳴し、また、雑誌「暮らしの手帖』編集長だった花森安治の薦めもあって自邸を改装、昭和41年(1966年)5月に日下部民藝館として開館、一般公開されました。
また日下部邸は同年に明治に建てられた民家としては初の国指定重要文化財に指定されています。
日下部民藝館の開館式には濱田庄司氏、バーナード=リーチ氏も来訪。

写真(上)は母屋から土間と中庭を挟んだ奥にある文庫蔵ですが、現在は展示場として民藝の名品を見ることができます。


写真(下)は日下部邸の中庭です。
今回の民藝夏期学校校長をされた日下部洋子さんに庭の見どころをご紹介いただきました。
その中に愛知県人としては見逃せない愛知県産の古タイルを発見!明治の手仕事でつくられたタイルは必見です。
某タイルメーカーの社史か何かの資料で見たことのあったタイルの実物を見ることができたので場所が場所でしたが吃驚感激☺
日下部民藝館にお出掛けの際は探して見て下さいネ♡

ピーターラビット展

[ 2017-10-04 16:36 ]

「あいにきたよ。」とピーターが言うので、逢いに行ってきました美卯オーナーです。

現在、名古屋市博物館で開催中(11月5日まで)の『ピーターラビット展』へ。
作者のビアトリックス・ポター生誕150年を記念した原画展です。

 ピーターラビットの物語は作者が病になった恩人の子どもを慰めるために書き始めた絵本がその原点だとかで、はじめはどこの出版社も見向きもせずモノクロの自費出版からその活動ははじまります。

ビックリしたのは描かれた挿絵はどれも私の想像よりとても小さかったこと―。
ポターは出版するにあたって本のサイズを掌にのるサイズにしたのだそうです。
ですから当時の印刷技術では縮小はできなかったからか挿絵は葉書に描かれるような大きさで、そこに緻密な描写がされています。

ピーターラビットの初版は素描に近いモノクロですが、とても好評でその後出版社からカラー版が出版され大成功を納めます。
私は見慣れているせいかピーターのフワフワの毛の質感を感じさせ、また美しい田園風景の描写やインテリアなどカラー版がやはりいいですが、モノクロ版はポターの画家としてのテクニックの確かさを感じさせてくれます。

ポターの育った時代は博物学ブームともいえる時代で彼女も兄弟と一緒に動物の骨格を実験から学んでおり、そのお蔭で直立歩行する動物たちの姿には無理がないと解説にありました。

会場は美術館だけに照明が暗く、作品もコンパクトでしたから老眼の私は眼鏡をつけたり外したりの忙しい鑑賞スタイルになりましたが、じっくりピーターたちと遊んで来ましたよ☺

ピーターラビット・シリーズの舞台になったイギリスの湖水地方はポターの遺志に沿い、今も描かれたままの姿を残しているといいます。
今度はいつか私がその地までピーターたちに会いに行きたいですね♡


#ピーターラビット展

高山・日下部民藝館1 

[ 2017-10-02 16:18 ]

10月になりました。一雨ごとに秋が深まっていきますね、美卯オーナーです。

 今夏の日本民藝夏期学校・高山会場のメイン会場の一つとなった日下部民藝館をご紹介します。

高山市中心・下二之町にある明治12年(1879年)完成の町屋です。
高山は幕府直轄の天領となったことから商業が盛んになり町人の街として発達しました。
日下部民藝館は日下部家の邸宅であり、江戸時代は高山代官所の御用商人を務め、両替屋とか金融を生業とした家系です。

高山は木造建築の宿命でしょうか?度々大火に襲われており、現在の邸宅も明治8年に旧宅が消失した後、場所を移して現在の地に建てられました。(9代目当主の時代)

現ご当主であり、日下部民藝館館長の日下部勝氏の説明によると、名工と呼ばれた棟梁・川尻治佑により江戸時代の建築様式そのままのにこのお屋敷は建てられたそうですが、川尻棟梁の建築はとても男性的で豪壮なディテールであり、明取りの窓や梁と束柱の木組みなどにその特徴を見ることができます。


比較として日下部邸のすぐ隣にある吉島家住宅を見ると面白いそうです。

吉島家住宅は日下部邸と同じ大火で焼けた後現在地に移転再建されましたが、明治38年再び火災で焼け、明治40年名工・西田伊三郎棟梁にて建てられました。生業は造り酒屋だったので軒先に杉玉が飾られている写真をご覧になった方は多いと思います。

内装はとても繊細な空間であり、日下部邸を剛とするなら柔と言えるでしょう。
実際に住むことを考えなければ大胆な日下部邸のディテールが私は好きですが・・・。

高山を訪れたら、是非この2邸をご覧になって下さい。飛騨の匠の魂を感じる空間です☺