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ギャラリー&インテリア 美卯 〜つれづれに〜

memo

[ 2018-04-15 16:02 ]

桜花が終われば新緑の眩しい季節、、、のはずが今日はかなり肌寒い尾張地方(・_・;)、美卯オーナーです。



最近かなりブログを書く頻度がゆる~くなってます。
言い訳がましいのですが、せっかく書きたい内容を思いついてもメモをすぐしないために忘れてしまいます。
年齢のせいばかりにできない習慣的な問題だとかなり反省モード(^^ゞ
また、思いつくタイミングもなぜか入浴中だったりしてメモが取りづらい状況がほとんど、、、。
いざパソコンを前にするとな~んも出てきません!(涙)

ちょっと遅いタイミングですが、新年度の目標は「思い立ったらすぐメモしよう!!!」、
そして「皆様に楽しんでいただけるブログをマメに書く!」です。

このブログを読んで下さる方へ、
もし、またブログの更新が滞っているな~と感じられましたらご遠慮なくオーナーまで^^;
ご来店お待ちしております☺

大都市の小さな家

[ 2018-04-12 16:13 ]

巷ではヒノキ花粉が例年にない勢いでマスクが手放せない美卯オーナーです。
それでも心地よい風の吹く休日の午後には散歩をしながら春を満喫しました。

最近はすっかり地元に根っこが生えて、JR快速で10分の名古屋にすら出掛けえることがありません。
すっかり田舎者になりましたが、それだけ地元が面白くなってきている事の現われでもあると思ってます。
ですが、極偶には所要で大都会へ行くことも、、、。

そんな感じで今週の休日には暫くぶりに名古屋・栄へ。
栄と言っても様々なエリアがありますが、東区泉という名古屋テレビ塔のちょっと北側、なんとなくお洒落かも?な所で
お店もマンションも密集している街を新緑を愉しみながらぶらぶら歩いていたら―、コンクリートの高層建築に囲まれた中にたった一軒の古民家を発見!
思わずディズニーのアニメーションで見た『小さな家』の物語を思い出してしまいました。

『小さな家』はバージニア・リー・バートン (Virginia Lee Burton)原作(原題『The Little House』)の童話です。

ある一軒の小さな家が長閑な田舎に建てられます。そこでは暖かなファミリーの営みがあり、小さな家はとても幸せな日々を過ごしますが、歳月が経つにつれて子どもたちが独立、空き家に。田舎もいつしか大都会に変貌して巨大なビル群の狭間で小さな家は孤独に、、、。その先は是非作品をご覧ください。ただディズニー作品だけにエンディングは☺
子ども向けに作られた作品でも年齢を重ねてから改めて触れるとその意図するものの深さに驚かされることがしばしばです。

 話は都会のど真ん中の古民家に戻します。
この古民家は見れば見るほど素敵な建物。現在でも住人がいるのでしょう、きちんと管理されています。
特に一階、二階とも木格子が美しく、かつてこの辺りはこのような家が連なっていたのだろうと想像するとワクワク♡します。
ファサードは中途半端な改造が加えられていないようで、建てられた時の形が保たれているのもいいですね。古民家にとってコンクリートの街中は窮屈でしょうが、その存在そのものが街の語り部となっているので持ち主には頑張って頂いて出来るだけ長くこの街に留まり在り続けて欲しいと心から願って止みません。

近くには最近美味しいケーキ店も出来たと聴きますし、その折にはまたこの古民家に会いに行こうと思います。



桃花祭

[ 2018-04-09 15:00 ]

 初夏の様な日があるかと思いきや、真冬に戻ったりと新年度の始まりは波乱含みですね、美卯オーナーです。

 そんな中でも次々と美しい花の季節を迎えています。
この時期我が街の誇る真清田神社最大の祭事『桃花祭』が今年も華やかに開催されました。
お祭りでは小学生以下の子どもたちも大活躍、沿道ではお孫さんの活動に目を細めるおじいちゃん、おばあちゃんがイッパイ☺

少子化の影響か以前よりお祭りの規模も縮小されているように見えましたが、春に咲く花々のように若さ溢れる子どもたちの歓声に心浮き立つ春の一日でした。

ガラパゴスガラパゴス

[ 2018-03-30 19:39 ]

 気が付けば、もう3月末!年度末になりました。桜も駆け足で散り急ぎとても切ない春弥生、美卯オーナーです。
この一カ月、日々目まぐるしくバタバタと過ごし新しい年度への切り替えもボツボツと・・・。
そんな日々につい世事に疎くなっていたところ、先日(@_@)するニュースが、、、。

なぜかこの2.3日急に私の小耳にはいてきたのはプラスチックゴミの国際問題化について―。
近年ハワイをはじめカリフォルニア州など太平洋沿岸ではプラスチックゴミが海岸に流れ着き困っている。
そのゴミは日本をはじめアジア方面から海流に乗って運ばれ、北太平洋の中央(およそ西経135度~155度、北緯35度~42度の範囲)には日本の国土面積のおよそ4倍の範囲にわたって“ゴミの島 ”が出来ていて(-_-;)これをGreat Pacific Garbage Patch=太平洋ゴミベルトと呼んでいるとか。

このプラゴミはエサと間違えて食べてしまった野生生物の体内から大量に発見されるなど、生態系に重大な問題を起しつつあるとニュースは伝えます。
私たちの生活にとても便利で身近なプラスティック製品が、今様々な生物の生存を脅かしている、そしてそれが廻りまわってその災いが人にも影響を与えつつあると―。

この問題に関して国際的な関心は高く既に多くの国では買い物用のレジ袋の配布など禁止したり、プラスティック容器の使用の制限をしているそうです。

そんな状況下、最も取り組みが遅れている国の一つがわが日本であると聴きびっくりするやら哀しいやら。
実際にハワイや西海岸で拾われるプラゴミの中には日本語が記されたゴミが多数見つかるそうです。

このように「そんな事とは長年露知らず、、、」ってことがしばしばあります。

同じような事が再生エネルギーシフトについても言えます。
世界中が7年前の福島第一原子力発電所の事故を契機に再生エネルギーへエネルギーシフトしていることが今年になるまで日本で大きく報道されることがありませんでした。

他にも諸々と日本が世界の潮流から近年取り残されているのではないかと心配になる事柄がしばしば見受けられ、かつて日本の携帯電話がガラケー(ガラパゴス携帯=極端にローカルな地域でしか使えない=グローバルで通用しない)と呼ばれてしまった様な事が繰り返されないよう祈るばかりです。

河川津波の記憶

[ 2018-03-05 17:13 ]

 早朝、突然の雷鳴で飛び起きました、美卯オーナーです。春の嵐ですね。

もうすぐまた、あの日、3・11東北大震災の日がやってきます。
つい先日までオリンピックに沸き、まるでその様な出来事が無かったかのような報道が続きましたが、3月に入って震災関連の番組が一部でみられるようになってきました。

その中で特に注目したのはNHK特集の『河川津波』。
津波は直接陸地を襲うだけではなく、河川を遡ることで海から離れた陸地に到達して大きな被害を及ぼすことがあります。

私たちの街には木曽川をはじめとした一級河川が何本も流れていますが、幸いにして河口より50キロほど離れているため、この被害は免れそうです。
そんな現在の環境ですが、私が地震災害について興味を持つ切っ掛けは母が語ったこの河川津波だったのです。

私の母は1944年12月7日 (昭和19年) に発生した東南海地震( M7.9)の被災者です。
母の家は東京都三鷹市にあったのですが、戦時下であり学童(集団)疎開としてその時は親元を離れて静岡県御前崎市(現)辺りに寄宿していたそうです。

当時は地元の小学校を午後から疎開学童が間借りする形で授業が行われていたそうで、その日は母が登校して教室に入った途端机や椅子が大きく揺れ始めました。発災時刻は記録によると13時36分。震度は御前崎は5~6(戦時中の故かアバウト?)。
慌てて校庭へ避難するも地面は激しく波を打ってまともに歩くこともままならなかったとかー。
誰が叫んだのでしょうか?「大人の声で高台へ走れ!!!」との声で皆で必死に高台へ上ったそうです。

その高台で母たちが見たのは河を遡る白い一本の線のような波ー。
母にとって戦争による困難の中、空腹やシラミの痒みとの戦い以上にこの体験は深く刻まれたようで何度もこの話を聴かされましたが、
母はこの白い波はなぜ起きたのか、その正体を生涯知ることはありませんでした。

そして後年、私はこの母の見たこの白い波の正体を知ることになります、東日本大震災の空撮実況放送で、、、。
まさか、地震により発生した巨大津波を実況で見るなんて思いもよらない事であったと同時に、母が見たあの白い一本の線の正体が何であったのか、その時知ったのです。もし母が生きていてこの光景を見て何と言ったであろうかと、不謹慎にも何度も思いました。

東日本大震災の日は母の命日にとても近く、どうしても母の思い出と重なります。
家族と離れ12歳だった母が同級生たちと被災地でどんな気持ちですごしたのだろうか?それが東北の被災した方々の姿と被りました。

この昭和東南海地震は太平洋戦争下であり「戦力の低下を敵に知られないため」という理由から発生は隠され、被害調査も記録もあまり残されていないのがとても残念です。この記録があれば御前崎に原子力発電所はできなかったかもしれませんね。

―今年も東北へ深く思いを馳せたいと思います。


#河川津波 #昭和東南海地震 #学童疎開と昭和東南海地震

桃の節句

[ 2018-03-03 16:19 ]

 例年になく厳しい冬を越え一気に春が来た!尾張一宮より美卯オーナーです。

 今日は3月3日桃の節句ですね。
最近は住宅事情もあってか七段飾りのようなフルバージョンのお雛様を飾っているご家庭は少ないようですね。
申し訳ないのですが、ご多分に漏れず我が家でもなかなかご登場していただけずかなり肩身の狭い私です(^^ゞ


そんな私ですが、やはりこの時期は街のお店や知人宅で可愛らしく美しいお雛飾りを見るのは大好きです。
先日も地元一宮市内起地区にある古民家・旧田内織布さんでとても珍しく可愛いお雛飾りを見せて頂きました。
それがこの写真↑のお雛様です☺

珍しい陶器のお雛様なのですが、、、

こちらに“灯りをつけましょ♪~”とばかりに―――



―――素敵でしょ!!!  
いつの時代のお雛様かはお聴きできませんでしたが、こんなハイカラでお洒落なお雛様を贈った方はどんな方で、贈られたお嬢様はどんな方だったのかしら・・・っと、おもわず想いは時空を飛びました―。 

母から娘、さらにその娘へ、幸せを祈る心の連綿たる繋がりに心温まる雛祭りです。

       

伝統技術を引き継ぐために

[ 2018-02-24 17:24 ]

 尾張地方は寒さの底を漸く抜け出したようで日中はとても過ごしやすくなってきました、美卯オーナーです。

 最近時々耳にする話題として「2025年危機」というのがあります。
経済産業省によると団塊世代の大量引退時期が迫り日本の中小企業の3社に1社、127万社が2025年頃にはに廃業の可能性があるというもの。
雇用650万人、GDP22兆円が消失する可能性があるといいます。しかもそのうちの約半数が黒字企業とも、、、。

工芸の世界でも久しく後継者不足の問題が語られ、既にいくつかの伝統技術が失われていきました。
今回の経産省の問題提起でも特に歴史ある老舗企業、日本の工芸品を作り続けてきた伝統企業が多く含まれています。

技術者(職人)、中小企業どちらも血縁による継承が難しい時代。
ならばどうするか?ということで、企業ならM&A(合併・買収)など考えられ、またそこまで大がかりでなくとも第三者が継承出来るような仕組みづくりなど、国も今までは“創業”を後押しする政策でしたが、これからは今ある優良な事業所の事業継承に注力する方向になるとかー。

ですが、伝統工芸の世界を永年みてこられた方々ほどそれはなかなか容易でない事と思われるでしょう。
伝統、技術を伝えるには時間と手間がかかります我が子でも難しいのに他人では尚更、、、。
でも、若者のなかにはチャンスがあればそういった伝統工芸の世界に飛び込んでいきたいという方たちも少なからず存在するのも事実。

ならばそういった「第三者」が修行して、学ぶための経済的な後押しになる制度など、技術も継承できる仕組みづくりを今からでも整備して、モノづくりの先輩方が後継者を諦めないで未来に希望を繋げられるようになればと願います。



おこし(起)の暮らし

[ 2018-02-12 15:15 ]

 昨夜も吹雪いていた尾張一宮、幸いにして積もらなかったのでほっと一安心、日差しの中に微かに春を感じます、美卯オーナーです。

 2月9日に一宮市起地区にある昭和15年に建てられた旧田内織布邸にて「近代建築再生スクール・おこしの暮し」を聴講してきました。
講師はこの起で生まれ、永年地場産業である繊維の中核的企業、中外国島株式会社を経営されてきた伊藤正樹氏です。

 繊維産業について私の知識は小中の頃学校で教わったくらいで、“ガチャマン”という空前絶後の好景気があり、当時この地域の手形の決済量が東京、大阪に次ぐ3番目であり、在一宮の銀行支店の格付けも高かったということくらいです。おかげでバブルが崩壊する頃まで人口の割に全国規模の銀行支店が沢山ありました。

伊藤さんのお話はご自身で作られた「おこしの暮らし 年表」を元に進められました。
この年表が各時代の世界情勢、日本の世相、人口推移、尾州の繊維産業の推移、ご自身と会社の歴史などをわかり易く時系列で並べていてとてもわかり易く、おかげで講座の内容がとても素直に頭の中に入りました。
主催のセ・カ・イ建築チーム・栗本真壱さんも「今日の資料はお宝ものです、今日参加された方はとてもラッキーですよね」と語られるほど。

そして、やはり何よりその時代の渦中で生まれ、成長し、体験された御本人が語られるリアリティーは何物にも代えがたい迫力があります。
時は流れ多くの物は姿を替え、人も数々の変遷を経て今がある。幼馴染と遊んだ街の変化、それぞれの人生の歩み、そういった暮らしの断片が大きな歴史の流れとは無関係ではなく存在するのだという事が深く刺さります。

今回は学術や資料的ではない生活の中での繊維産業を中心とした街の在り様をリアル地元視点で愉しむことが出来ましたが、例えば起街道をかつて走っていた路面電車の引き込み線と車庫の跡が今は尾張三条にある西松屋になっているとか、「コラセン」といった言葉の意味など学問では語られない(語ることのできない?)、地元民同士でこそ楽しめる内容満載。もちろん、地元でなくとも繊維産業に興味がある方なら様々な切り口で興味深い内容でした。

余りにも楽しく面白い講座だったのでもっと多くの方々にも聴いて頂きたく、伊藤氏には是非是非またの登壇を僭越ながら期待しております。

立春・縁側にて

[ 2018-02-04 19:33 ]

 今日は立春、暦の上では春になりましたが、立春寒波到来だそうで、今夜も雪が降るかもしれない尾張地方です。

 そんな冬の日曜日、お仕事前にちょっと寄り道をして古民家を会場に開かれている現代美術展『尾州の起点』を観てきました。

会場のある一宮市起(おこし)地区は東海道と中山道を結ぶ美濃路の中にあって木曽川を渡河するための重要な宿場町でした。
今回の展覧会はその起地区のかつて繊維産業で栄えた歴史を伝える古民家に現代美術を展示するという野心的試みです。
古きものと新しきものを一緒にするのは場合によってはミスマッチな感じになるのですが、ここでは見事に融合して心地よい空間が演出されています。

そして現代美術に親しんだ後は、暖かい日差したっぷりの縁側に座ってのんびり火鉢でお餅を焼いて栗入りぜんざいをいただきました。
日本家屋でどこが一番気持ち良い空間化と言えばやっぱり縁側だと思います。庭を見ながらほっこり出来るので☺
今日はお天気が良かったので縁側から眺める空と庭の景色が一枚の絵の様でより美しい時間を堪能できました。

週末のみの開催で会期はあと10日11日12日と残り3日です。
詳しくは
https://www.facebook.com/events/195488414365064/



お正月の愉しみ

[ 2018-01-20 16:58 ]

 年が改まって今日は早20日。年々お正月気分を味わう期間が短くなっているな―と思う美卯オーナーです。
さて、食いしん坊である私にとっては年末年始の時期は普段はない、この時期だけの味覚に出会える歓喜の季節でもあります。
その中でも毎年の楽しみはお正月の初釜などの行事に欠かせない『花びら餅』というお菓子♡

一月は地元をはじめ名古屋や京都の和菓子店で花びら餅を見掛けては食べ比べています。
このお菓子は宮中の正月行事を起源とするといわれ、裏千家の年初めの茶事である初釜で供されるおめでたいお菓子として有名です。
丸く平らに伸ばした餅の中に白味噌餡と赤く染めた薄い餅もしくは餡を重ね、甘く炊いた牛蒡を挟んで半月に包みます。
餅の表にほのかに紅色が透け、見た目も優美でかわいいのも何とも雅でおめでたく☺

そして、口に運べば餅のふわっとした柔らかさと味噌餡のあまじょっぱさ、そして牛蒡の香りと苦みが甘さを引き締めて絶妙な調和を醸し出してくれます。甘いだけでない複雑な味わい、美味しさにについ、また一つと手が伸びます。

発祥の京都が有名でしょうが、私は同じ尾張の和菓子店・松屋長春の花びら餅がベストワンです。
なぜなら、このお店で焚いている牛蒡がどこのお店より柔らかくアクも適度に抜けた絶品だからです。
松屋長春さんは羽二重餅で有名なお店ですが、この羽二重餅に上記の牛蒡と絶妙な甘さの味噌餡と全てが整った絶品。
1月限定。まだ間に合うのでお勧めです。
 松屋長春(愛知県稲沢市) www.matsuya-choushun.jp/products/kisetsu_no_namagashi/

 季節のお菓子を美味しくいただく度に日々を健康に重ねさせて頂けることに感謝しております。