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ギャラリー&インテリア 美卯 〜つれづれに〜

糸 ねこ 写真二人展

[ 2018-06-16 14:04 ]

気が付けば6月も折り返し地点を過ぎました、梅雨時の寒暖差に喉をやられた美卯オーナーです(^^ゞ


今朝一番に我が写真の師匠である末松グニエ文さんと小森正孝さんの写真二人展へ(会場一宮市三岸節子記念美術館)。
末松さんは地元の繊維産業、特にションヘル織機というとても繊細で美しい織物を織る織機や紡績を長年取材されている写真家です。
小森正孝さんは猫を追って日本中を旅する写真家で、末松さんと小森さんは学校の同級生とか。

糸(繊維)とニャンコという異色の組み合わせの写真展ですが、どちらもとても見応えがあります。

私たちは織物と言っても完成品の美しい洋服や布しか普段見ることがありませんが、末松さんの作品からは作り手がどの様な人となりであり、どの様な場からその美しさが生み出されてくるのか、その“現場”を感じることができます。


小森さんは今日初めてお会いしたのですが、作品から感じられる温かな猫たちへの眼差しそのままの優しくユーモアのある方です。美しい自然の中で野性を失わず伸び伸びと生きている猫の姿にとても癒されました。
会場には猫と同じポーズをとって写真を撮ろうというコーナーもあって楽しい企画になっています。
↓はわざわざ小森さんご本人ががポーズをとってくれました☺

展覧会は明日17日(日)15時までー
お急ぎ下さいませ!

松本民芸家具ラインナップ掲載しました。

[ 2018-05-28 16:37 ]

心地よい五月からしっとり梅雨の六月へ、季節が移りますね、美卯オーナーです。



さて、松本民芸家具には2000ほどのアイテムがラインアップされていますが、
その中で選りすぐりの代表的な製品をこの度美卯のHPに掲載いたしました。
椅子からテーブル、食器棚をはじめとする箱ものなど、多彩な美しい松本民芸家具の
数々をまずはホームページでお楽しみ下さい。
http://www.miu138.jp/lineup/lineup_category/matsumin/

掲載された他にも豊富なデザイン、サイズがございます。

また、これらの家具を基本にしてお客様オリジナルの松本民芸家具をお造りすることができます。
美卯のインテリアコーディネーターがデザインのお手伝いをいたしますのでお気軽にお問合せ下さい。

勿論、美卯へご来店いただいて松本民芸家具の材質、品質、技術をご自身の五感で体感して頂きたいと存じますので
皆様のご来店をお待ちしております。

ない!!(◎_◎;)

[ 2018-05-24 15:59 ]

春嵐一過、心地よい日になりました。美卯オーナーです☺

この写真は名古屋は栄地下街の昨日の風景ですが、どの辺りだと思われますか?

ここは三越デパート本館入り口正面のクリスタル広場のはず、、、なのですがいつも見慣れたクリスタルモニュメントが無い!😱

あるはずの場所にあるはずの物が無いというのは結構ビックリしますね、特に物心ついた時には既にあった場合はー

学生の頃よく友人と待ち合わせした場所でした。今はただの通路の一部になっていて味気ないじゃん〜😭

何やら栄地下街50周年に向けて大改修中とか。地下鉄に繋がる階段のど真ん中にエレベーターが設置されたり、馴染みのお店が工事中やら無かったりと、一瞬知らない場所にいる気分に。

そりゃ〜私も〜歳をとりましたからね^^;

この通りの奥にあった丸栄デパートも来月で閉店、これからこの界隈は大きく変貌するようです。

さて、ヨーロッパへ行くと数百年前と同じ町並みを見ることができますが、日本の特に都市では僅かな期間で建物が建て替えられたりして風景が一変します。

新しい物好きな日本人気質と気候、災害の多さも重なっての事でしょうが、何と無く落ち着きのない不安定さも感じます。

ずっと生まれる前から死んだ後まで連綿と続く風景には人を心穏やかに安定させる要素がある様に私は思っていて、世代を越えて守られてきた風景を旅先などで見かける度にホッとしたり、羨ましく思ったりしています。

ただこの頃は伝統を維持する事の困難さもわかってきたので、携わっている方々にはひたすらに敬意と感謝です。

守るべきものと、変えていくべきものー

地上の嵐を他所に地下街でちょっと散策。

 

 

 

美は超越す2

[ 2018-05-18 16:10 ]

まだ5月というのに、蒸し蒸しとした毎日が続いている尾張国一宮より美卯オーナーです。



”民藝”とは、この頃ではライフスタイルデザインの一ジャンルと見られがちのの様ですね。
作り手である職人さんに光が当たるのはとても喜ばしいし、応援して下さる方が増えているのはとても素晴らしい事ですが、その一方でもっと民藝の歴史、特に創始者である柳宗悦師を知って欲しいともつい思ってしまいます。

柳の人生は明治から太平洋戦争を経て昭和の中期までと、日本近代化の激流の中にありました。
日本陸軍高官の子息でありながら自由闊達、思想家であり、様々な分野において現場第一主義の研究者であったと思います。

余りに幅広い研究対象と近代化により整備されつつあった交通網を駆使しての国内外への美を求める旅の数々、そのパワフルな行動力に驚かされます。今民藝の品として目に触れる伝統工芸のほとんどは柳が各地を駆け回って見つけた手仕事からつくられています。―とはいえ当時のアナログな交通手段を考えるとその苦労は想像を絶します。

数々の豊富なエピソードを持つ柳ですが、私にとって何よりも注目するのは柳にとっての「美」とはどういう存在だったかについて―(でもこの辺りは抽象的で説明辛いところ―)です。

柳宗悦という方にはかなり超越した部分があって、偏見とか差別意識が薄く、戦前の一般日本人がひどく差別していた朝鮮、沖縄(琉球)、アイヌ、台湾の美しい文化を評価。直観的に見てどんな背景を持っていて誰が、どこで作ったとしても美しいものは美しいのだという揺るぎない信念を持っていたようです。
何と言っても民藝運動のはじまりが柳と朝鮮の名もない陶工たちがつくった朝鮮雑器との出会いだったことがとても象徴的。

このように柳は多文化、民族の共生を訴え多様性の価値を『複合の美の平和思想』として説きました。
帝国主義の日本帝国は植民地では現地の人々に生活、文化において日本への同化政策を取っており、こうした柳の言動はとても勇気のいる事でした。

柳は非暴力重視であり、インドのガンジーやクエーカー教徒の絶対平和主義に共感していたともいいます。
「美」というソフトパワーとしての文化の力を駆使して世界を弱者にもやさしい平和な社会を実現したい、そして中でも優れた手仕事により生まれた美にこそその力が宿っていると確信したのではないでしょうか。

美は超越す1

[ 2018-05-14 15:44 ]

奄美大島編に入った大河ドラマ『西郷どん』に映る美しいアマミンブルーに悩殺され旅情が募って、美卯オーナーです。

我が家には古い薩摩焼の徳利があり、父が鹿児島出身の親友から贈られ大切にしています。
とても気の良い優しい大切な友人でしたが、ただ一つ父が哀しく思う言動がありました。
それは薩摩藩が被支配していた沖縄をはじめとした島人に対するびっくりするような差別感情の強さです。

父は長野県松本市にある学校に進学して民藝運動に出会い、松本民芸家具創業者の池田三四郎氏の元で民藝の美について学びました。
ですから、若いうちから沖縄(琉球)文化の素晴らしさを見聞きしていたので、友人の偏見を残念に思ったのです。
そんな父は、私の成人式の振袖は沖縄の紅型にすると言って絶対譲りませんでした(私は別のを選んだのですが^^;)

でも、その出来事が切っ掛けで私も沖縄の工芸に興味を持ち、20代の頃一人旅で紅型やガラス工房を巡った事があります。
ただ、その頃は全然知識がない頃だったので不完全燃焼に。今ならちょっとは熟成出来たようなのでまた改めて時間をかけて巡ってみたいと思っていますが―。(大人になると時間と体力がないものですね・・・^^;)
加えて奄美大島には大島紬があるので、自然と共に物凄く心惹かれます。もっと織物の基礎を学んだら是非行ってみたいですね。

織物や焼物などの工芸をはじめ、唄と踊りなどといった芸能を含めて世界中の営みに“美”は溢れ、それのどれに優劣をつけることができません。
その事に日本人でもっとも早くに気づいたのが民藝運動の創始者・柳宗悦師ではなかったかと思うのです。

 

脳内BGM

[ 2018-05-12 16:34 ]

ジェットコースターのような気候のせい?はたまた杜の宮市ロスか?何とな~くドロ~ンな美卯オーナーです。



50の手習いで手織物教室に通いだし、時々空いた時間に自習でのこぎり屋根工場の中に置いてある織り機に向かっていますが、その時になぜかいつも脳内に流れる中島みゆきさまの歌『糸』。ネバーエンディングで覚えているパートだけが延々と続きます^^;
我ながら単細胞人間だと思わずにいられないですが、幸せな時間でもあります☺

 

糸はサイエンス

[ 2018-05-11 17:08 ]

朝は冬で昼は夏のような日があるかと思えば5月なのに一日中3月のようなヒンヤリとした気候だったり、まったく身体がついていかない今週でしたね、美卯オーナーです。



私め五十の手習いとばかり、ボツボツと機織りに挑戦しておりますが、新鮮な驚きばかりです。
織物はご存じの通り経糸と横糸を交差させて織り上げますが、いちばん基本である糸そのものの扱いの難しさに翻弄されています。

地元一宮を含む織物産地である尾州の特徴は同じ地域の中で分業しながら一本の糸の生産から完成品である服地の生産まで行えることです。

そんな地域で生まれ育ちながら糸をはじめとする繊維の事を何一つ知らなかったことを学びながら毎回痛感中―。
とにかく、糸のご機嫌を探りながら経糸を織り機にかけて織る事の出来る状態まで持っていくのが一苦労です。

糸って本当に不思議。
ウールや綿、化学繊維、混紡などなど材質によってそれぞれ特長があり、またその日の天候や静電気の具合などによって日々状態が変化して、触れば触るほど謎が深まります。その謎がとても科学的で興味深くって・・・☺
そういえば知人の繊維会社では電気を通すと発熱する繊維を開発したとか、、、。繊維ってとても面白い!

織物教室では先人が培ってきた知恵と技を追体験しながら、もつれた糸をほどく様にその未知の世界を探っていきます。

ありがとう 18th杜の宮市

[ 2018-05-07 15:34 ]



GW明けの月曜日、皆さま如何お過ごしでしょうか?美卯オーナーです。

GW只中5月5日に今年も楽しく杜の宮市の当日ボランティアに参加、沢山の笑顔に出会えて幸せな1日を過ごさせて頂きました。

杜の宮市のスタッフは全員が市民ボランティア。こんな素敵な一日のために半年以上前から企画準備して下さったコアスタッフの皆さまに心から感謝です。

来年も美卯としてどんな形になるかわからないけれど、あらゆる文化を包括して進化を続ける杜の宮市に参加させていただけたらと思います☺

#杜の宮市ロス
 

[ 2018-04-30 15:27 ]

日本中GW真っ只中ですね、お出掛け日和でもあり皆様如何お過ごしでしょうか?美卯オーナーです。
去年の秋より度々ブログやFBページにてご紹介させて頂いてますが、手機織りを習い始めました。

きっかけの一つは松本民芸館にて当館を開かれた丸山太郎氏が作られた卵の殻を材料とする螺鈿細工を見たことです。

丸山氏は松本市にあるちきりや工芸店のオーナーとしても知られていますが、民藝品を収集したり、商うだけでなく、よりその神髄に近づくためには自らも手しごとに親しむ道を選ばれたことを知り、私も何かモノづくりをしてみたくなりました。

一方、私の地元一宮市は昔から紡績で知られた街であり、その方面に関る友人知人たちの話から織物に興味をひかれていて、いつかは自分も布を織ってみたいと・・・。

そしたら「念ずれば通ず」でしょうか?知人宅にある元織物工場であったのこぎり屋根工場跡に手織機を持ち込んで手織物教室を始めることになり、すぐに参加させてもらいました。

まだ初歩も初歩で思いもよらない糸の性質に翻弄されながら自らの手でモノを生み出す醍醐味の一端を愉しんでいます。
50の手習いですが、頑張ります!(^^ゞ

 

 

memo

[ 2018-04-15 16:02 ]

桜花が終われば新緑の眩しい季節、、、のはずが今日はかなり肌寒い尾張地方(・_・;)、美卯オーナーです。



最近かなりブログを書く頻度がゆる~くなってます。
言い訳がましいのですが、せっかく書きたい内容を思いついてもメモをすぐしないために忘れてしまいます。
年齢のせいばかりにできない習慣的な問題だとかなり反省モード(^^ゞ
また、思いつくタイミングもなぜか入浴中だったりしてメモが取りづらい状況がほとんど、、、。
いざパソコンを前にするとな~んも出てきません!(涙)

ちょっと遅いタイミングですが、新年度の目標は「思い立ったらすぐメモしよう!!!」、
そして「皆様に楽しんでいただけるブログをマメに書く!」です。

このブログを読んで下さる方へ、
もし、またブログの更新が滞っているな~と感じられましたらご遠慮なくオーナーまで^^;
ご来店お待ちしております☺