民藝夏期学校「民藝の考え方とその社会的役割について」3
[ 2017-09-21 15:34 ]
暑さ寒さも彼岸まで、朝晩の気温差にご注意ください、美卯オーナーです。民藝夏期学校・高山会場公開講演の続きです。
モノづくりにおいて現代では特にアートの世界では著作権の問題やらでしばしば世間を騒がせています。
工藝においてはこの問題について民藝の先達はどう考えていたのでしょうか?
河井寛次郎は代々の先人たちの模倣の繰り返しによってこそモノづくりの質は向上し、現代があると考えており、他人に真似られるような仕事をしたいと語り、
濱田庄司は真似るのであれば真似られた品を凌ぐものであればよいと言われたそうです。ですが現実にはそれはとても困難な事であるとも―。
(詳しくは雑誌『民藝』バックナンバー2015年 7月号(751号)を参考に)
創作、模倣を繰り返し先人から幾世代にも渡って継承され、そのなかで美的に、技術的に発展してきたモノづくりですが、今民藝の社会的役割を改めて考えるならば、民藝の特色を現代的に見つめ直しより議論を深めていく必要があるでしょう。
『美心一如』 『物心一如』
図解・柳宗悦


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